志太会長ごあいさつ
KB野球連盟会長 志太 勤
少年たちを引率し世界大会に参加したとき、強い衝撃を受けました。日本を代表して参加しているのに、開会式で少年たちは国歌も歌えない、遊びの延長のようできちっとしない。それにひきかえ他国の少年たちは、整列し高らかに国歌を歌い、国を代表して参加する誇りがあふれている。私はこのとき、日本の少年たちに何かが欠けている、これは日本の将来にかかわる大きな問題だ、これでは日本はダメになってしまう、という強烈な危機感を抱いたのです。
しかし日本の少年たちも、いざ野球のプレーでは、言葉は通じなくても、野球のルールのもとで他国の少年たちに見劣りすることなく、堂々と真剣にプレーをしていました。このとき私は感動するとともに、ルールをしっかり身につければ少年たちは力一杯プレーできるのだと思いました。家庭でも、学校でも、地域でも、「ルールを尊重する精神」を教えていけば、野球によって少年たちを育成することができると確信しました。これが日本K-Ball少年野球連盟設立のときの思いにつながっております。
少年たちは、親や先生のいうことはあまり聞かなくても、野球の指導者、監督やコーチのいうことはよく聞く。子供たちに信頼されているのです。だから監督やコーチが良き指導者となって、地域の方々とともに、未来を担う少年たちを育成していってほしい。たとえば年間1000チームがKBの大会に出場すれば、毎年1万人以上の素晴らしい少年たちが巣立っていくことになるのです。国際感覚あふれる、ルールを尊重する元気な少年たちが、明日の日本を担っていってほしいと切に願っています。
Kボールにはいくつかの特徴がございます。硬式野球への移行期には絶好のものです。私も高校時代ピッチャーで肩を故障し、野球を断念した辛い思い出があります。軟式から硬式への移行時に肩を酷使したこともその一因でした。子供たちに無理のない伸び伸びとした正しい野球を教えていきたいと思っております。
また、当連盟ではKボールを使用した世界大会・国際交流試合の開催や国際大会へのチームの派遣も行っております。世界的な視野を持った少年たち、礼儀正しいマナーを身につけた元気な少年たちが世界にはばたいてほしいと願っています。
末筆ではございますが、いつもご後援をいただいております文部科学省、NHKをはじめとした各社団体、また、当連盟を陰で支えて下さっている応援団の会、推進委員会の方々、当連盟の主旨に賛同しKB大会に協力・出場していただいている方々に、心より感謝申し上げます。
(敬称略)
投稿者 K-Ball : 2006年03月01日 11:38